
こんにちは、けんちろです。今週も、撮影の仕事を進めながら、事務を任せているAIへDiscordから連絡していました。撮影が終わったことや、データを送ること。依頼された日程に対応できるかどうか。こうした仕事の連絡を、AIに渡しています。
今週、定期処理からAIが起動した回数は475回でした。ただ、この数字だけでは、何を任せていたのかは分かりません。メールの確認もあれば、記録の共有や、異常を調べるための呼び出しも含まれています。
今週、僕は資料の更新を承認するときに、「これは資料だけの承認です」と書きました。どこを直してよいのか。何を確かめたら終わりなのか。そして、何を許可していないのか。実際に出した指示を振り返ります。
まず数字から
今回の集計は、10月17日から10月24日までの記録です。定期処理からのAI起動が475回。試しに動かした分は、この回数に含めていません。僕が手動で話しかけた回数や、終わった仕事の件数とは違います。
- 記録を共有する処理からの起動が114回
- メールを確認する処理からの起動が103回
- 異常の調査を担う処理からの起動が66回
- 修復を担う処理からの起動が39回
修復のために39回起動したからといって、39件の不具合が直ったとは言えません。記録にあるのは起動回数です。何が起きて、どこまで直ったかは、それぞれの結果を見ないと分かりません。
一方、AIを使わない処理も動いています。予約カレンダーの公開チェックは116回。そのうち、実際に更新したのは23回でした。日次バックアップは7回動いて、7回成功しています。
カレンダーを確認した回数と、実際に書き換えた回数は別です。確認するたびにAIを呼び出しているわけでもありません。起動した回数なのか、更新した回数なのか。数字を見るときには、何を数えたのかも確かめる必要があります。
10月19日(月)—— 撮影後の連絡を、僕がDiscordへ渡しました
この日、僕は撮影データを送るための文面をDiscordに書き込みました。データをアップロードしている途中で、相手に確認をお願いしたいという内容です。文面には、撮影データの内容と交通費の内訳も添えています。
AIに「いい感じに納品連絡して」とだけ頼んだわけではありません。撮影後、僕は相手に伝えたい内容を具体的に渡しました。データの状態も、費用も、AIが想像して埋める部分ではありません。
同じ日の夜には、取引先へ納品連絡のメールを送った記録が残っています。Discordで依頼したあと、実際に送ったところまで確認できました。
ただし、メールを出したことと、相手がデータを確認したことは別です。この日の記録で確認できるのは、納品連絡を送ったところまでです。相手の確認や、その後の返答まで済んだとは書けません。
こうした区切りは地味ですが、仕事を任せるときには大事なんですよね。「頼んだ」と「送った」と「相手が確認した」を、同じ言葉で済ませると、何が済んでいて、何を待っているのか分からなくなります。
10月20日(火)—— 登録先を増やす前に、仕事の条件を調べました
この日、集客側のAIがまとめた海外マーケティング研究のテーマは、自治体の広報撮影や、商工団体の企業研修でした。結論は、登録先を増やす前に、仕事内容と支払条件を確かめるというものです。
10月17日の研究でも、依頼先の候補に登録されても、受注が保証されるわけではないと整理していました。登録できる場所が見つかっても、それだけで仕事を受けられるわけではありません。
登録先の候補が見つかったら、そこでどんな仕事を受けるのか、支払条件はどうなっているのかを調べる。自分が引き受けたい条件かどうかは、そこまで確かめてから判断します。
この研究では、AIが資料を集め、分析し、記事に仕上げました。Notionに載せたあと、その本文を確認した記録も残っています。
ここまでで終えたのは、調べた内容を記事にして掲載し、本文を確認する作業です。登録が済んだ、依頼が来たという話ではありません。調べて分かったことと、実際に仕事になったことは分けて書きます。
作った資料を、読む人が使える場所へ届ける話は、「保存しました」は完了ではありませんでも扱っています。今回の研究でも、Notionに載せた本文を確認した記録が残りました。
10月21日(水)—— 僕が承認したのは、資料を直すことだけでした
この日、僕は資料の更新提案を承認し、その内容を資料へ反映するよう指示しました。反映したい内容のひとつは、料理撮影を積極的に受注・営業する方針ではない、という僕の発言です。
仕事についての資料に、僕の現在の方針を反映してもらうためです。撮影の集客方法を変えるよう頼んだのではなく、今回は資料の記述を直すように頼みました。
指示には、書き加える場所の候補も挙げました。BtoBの出張撮影方針の節、または現在の収入源についての節。そのうえで、該当する節を実際に読み、元になった発言と照らし合わせるように頼みました。
さらに、重複や古い記述があれば整理し、反映後の本文を読み返すように伝えました。更新待ちの項目を外すのは、反映に成功してから。権限が足りなければ、反映済みにせず、原因を報告する。ここまで指示に含めました。
「承認したので、あとはよろしく」では、何をもって完了とするのかが伝わりません。文章を足せばよいのか。古い記述を残してよいのか。保存できなかった場合も終わりにしてよいのか。今回の指示は、そこを具体的に書いたものでした。
そして、最後にこう付けています。
これは資料だけの承認です。メール・Slack・LINEの送信承認ではありません。
ここを省くと、AIが「仕事の方針を変えたのだから、関係先にも知らせておこう」と受け取るかもしれません。資料の更新に加え、連絡まで進めてしまうおそれがあります。今回僕が頼んだのは、資料の内容を更新することです。社外への連絡まで許可したわけではありません。
この日の記録に残っているのは、僕が出した承認と作業指示です。反映後の本文や、それを確認した結果までは載っていません。そのため、この週報では資料更新が完了したとは書けません。承認した記録があっても、作業が終わったかどうかは別に確かめます。
資料の更新を頼むとき、指示に入れたこと
- どの発言を、資料のどこへ反映するのかを書く
- 重複や古い記述を整理し、反映後に読み戻す
- 反映に成功してから、更新待ちの項目を外す
- 資料更新の許可と、社外送信の許可を分ける
AIへの指示を、書いただけで終わらせない話は、AIへの指示は「お願い」ではなく「仕組み」で守るにもまとめています。今回の指示でも、読み戻した結果を見てから次へ進む順番を指定しました。
10月22日(木)—— AI研修の提案を、社員の仕事まで具体的にしました
この日、集客側のAIがまとめた研究のテーマは、中小企業向けのAI研修でした。提案にあたっては、社員が何をするのか、上司が何を確認するのかを具体的に示すという内容です。
「AIを仕事に使います」だけだと、説明する側には分かっていても、受ける側にはどんな作業をするのか伝わりません。社員は何をするのか。上司は何を確かめるのか。研究の結論は、そこまで示すというものでした。
この日も、AIが資料を集め、分析し、記事に仕上げています。Notionに掲載した本文を読み返し、検証した記録も残っています。テーマを決めたり、調査メモを残したりするだけで終わらず、掲載した本文の確認まで進みました。
研修の提案と、前日に僕が出した資料更新の指示。扱う仕事は違いますが、書いている内容には共通点があります。どちらも「AIを活用する」とだけ書かず、誰が何をして、誰が何を確かめるのかを示しています。
資料の更新なら、反映する節を確かめ、直したあとに読み戻す。研修の提案なら、社員の仕事と上司の確認内容を示す。そこまで書くと、実際にやることが伝わります。
10月23日(金)—— 請求書と納品書を送った記録が残りました
この日は、請求書と納品書を送ったメールも残っています。週の前半に僕がDiscordへ渡した納品連絡とは別に、請求に関わる書類も送っていました。
ここでも、文面を準備しただけなのか、メールを出したのかを分けて見ます。今回は社外へ送ったメールの記録なので、送付したところまでは確認できます。相手の確認や入金については、この記録からは分かりません。
納品の連絡も、請求書の送付も、仕事を続けるうえでは身近な事務です。外へ出る連絡だからこそ、準備まで済んだのか、実際に送ったのかを分けて残したいところです。請求書を送ったことを、支払いまで済んだ話にしない。週報で振り返るときも、入金まで済んだようには書けません。
1週間やってみて
今週の数字をまとめると、こうなります。
- 定期処理からのAI起動は475回。起動回数であって、完了した仕事の件数ではありません
- AIを使わないカレンダーの公開チェックは116回、実際の更新は23回
- 日次バックアップは7回成功
その間に、僕は撮影後の納品連絡をDiscordへ渡し、資料更新を承認するときには、どの作業を許可し、どの送信を許可しないのかを明記しました。集客側のAIは、仕事の条件や研修の提案について調べ、Notionの本文を読み戻すところまで進めています。
今週の記録を並べると、「終わった」のひと言では、どこまで済んだか伝わらないと分かります。承認した。資料を直した。読み戻した。メールを出した。相手が確認した。それぞれ、違う出来事です。
475回という大きな数字だけなら、忙しく動いていたことは伝わります。でも、何を頼めるのかは伝わりません。僕が何を渡し、AIが何をして、その結果をどこまで確かめられたのか。分けて書くと、任せている仕事の中身が見えてきます。
今週、僕が資料更新を頼んだときも、何を変えるかに加えて、何を読んで確かめるかを書きました。反映に成功したあと、何をするかも伝えています。AIに仕事を任せるときは、そこまで具体的に書く必要があります。
この話、他人事ではないと思われたら
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