
こんにちは、けんちろです。今週も、仕事の連絡や資料の整理をAIへ任せながら、Discordから指示を出していました。送信してほしい連絡には「送信して」、出さないものには「取消」。短いやり取りが続いています。
今週、定期処理からAIが起動したのは309回でした。ただ、回数だけでは仕事の中身は分かりません。メールの確認もあれば、記録を共有するための処理もあります。起動した回数と、仕事が片づいた件数は別です。
今週の記録を並べると、僕が何をAIに頼み、どこまで任せようとしているのかが見えてきます。資料の更新を承認するときには、連絡の送信まで許可したわけではないと書く。研究記事は、保存した本文を読み戻すところまで確かめる。作業を任せたあと、どの記録を見て完了を確かめるかも振り返りました。
まず数字から
集計期間は10月10日から10月17日です。309回は、定期処理からのAI起動を台帳で数えたもの。実際には動かさずに試すだけの起動は除いています。僕がAIへ話しかけた回数でも、取引先へ連絡した回数でもありません。
- 定期処理からのAI起動は309回。記録の共有に関する処理が106回、メール確認が74回、Discordの返信に関する処理が39回、Slackの確認が22回でした。
- 予約カレンダーの公開チェックは114回。そのうち、実際に更新したのは24回です。この処理にはAIを使っていません。
- モデルごとの起動回数は210回、91回、8回。同じAIの起動でも、使っているモデルは分かれています。
カレンダーの114回を、AIの309回に混ぜないようにしています。決まった処理をプログラムが動かした回数と、AIを呼び出した回数。ここを分けておかないと、「AIがたくさん働いた」という話だけになってしまうんですよね。
そして、確認と更新も別です。カレンダーをチェックした記録があっても、毎回書き換えているわけではありません。114回確認し、24回更新した。今週の記録から言えるのは、そこまでです。回数を大きく見せるより、何を数えた数字なのかを確かめたいところです。
10月11日(日)—— 僕の送信指示と、Slackへの投稿が記録に残っていました
日曜のDiscordには、番号を付けた返信案に対して、僕が「送信して」と返した記録が残っています。同じ日には、Slackへ投稿した記録もありました。
ここで週報に書けるのは、送信の指示と、実際の投稿が記録に残っていることです。相手が読んだか、内容をどう受け取ったかまでは、この記録からは分かりません。送ったことと、相手側で話が進んだことは、分けておく必要があります。
こうした連絡では、僕の返事自体は短いです。「送信して」と書くだけなら、長い説明は要りません。でも、どの文章を送るのかが分かっていることが前提です。対象が分からないまま、短い承認だけを重ねることはできません。
AIにどんな仕事を渡しているのかは、AIに、どこまで任せているのかでも整理しています。今週の送信記録からは、日々のやり取りの様子が分かります。
10月12日(月)—— 送る指示と、取り消す指示を出しました
月曜には、送信の指示に加えて、別の番号の案を取り消す指示も出しました。AIへの返事は、進めるためのものだけではありません。これは出さない、と止める返事もあります。
今回参照した記録には、取り消した理由までは書かれていません。だから、文章に間違いがあったとも、相手の事情が変わったとも書けません。分かるのは、僕が案を選び、送信と取消を分けて伝えていたことです。
同じ日、僕は確定した案件をカレンダーとNotionへ入れるようにも頼みました。連絡の文章を用意する話と、予定を記録する話は別々です。「送って」と頼んだだけで予定への登録まで済んだことにはできません。記録先を指定した依頼が、送信とは別に残っていました。
なお、この依頼のあとに登録が完了したかどうかは、今回参照した記録だけでは確認できません。依頼したことを、そのまま実施済みの話にはしない。この週報でも、依頼と完了を分けて書きます。
10月13日(火)—— 僕は「どの案か」を本文に書くよう頼みました
火曜には、僕からこんな指示を出しています。
先程の案というのがどれかわかりません。今後は本文に書くようにしてください。
「先程の案」。会話の途中では通じそうな言い方です。でも、僕にはどの案を指しているのか分かりませんでした。送るかどうかを答える前に、対象の文章を探さなければならない状態だったわけです。
そこで僕は、今後は本文に書くよう頼みました。何かを承認してほしいなら、判断してほしい文章もその場に載せる。この指示自体は記録に残っています。ただし、その後の通知がすべてこの形になったとまでは、今回参照した記録からは言えません。
短い返事で仕事を進めたいからこそ、承認を求めるAIには、何を承認してほしいのか具体的に示してもらう必要があります。「先程の案でよいですか」と聞かれても、案が分からなければ答えられません。僕の返事を短くするには、AIからの確認を具体的にする必要がある。このやり取りでは、その点を指示し直しています。
承認を求めるときは、案の本文も載せる
「前の案」「先程の件」だけで済ませず、何を送るのかを本文に書く。読む人が過去の会話を探さなくても、その場で決められる形にする。今回、僕がAIへ伝え直したのはこの決めごとです。
10月13日(火)—— 保存した研究記事は、Notionの本文まで確認できました
同じ火曜、集客側では海外マーケティング研究を蓄積した記録が残っています。この日の題は「撮影・研修の届け先は、作る物と発注する時期まで確かめる」でした。
記録には、AIが収集・分析・最終編集を行い、Notionに保存した本文を読み直して確認したと書かれています。記事を作っただけ、保存の指示を出しただけではなく、保存先の本文を確認したところまで残っていました。
題から分かるのは、撮影や研修を提案する相手について、作る物と発注時期まで確かめようとしていることです。今回参照した記録に研究本文は含まれていないため、個別の企業や調査結果までは紹介できません。
送信の話でも資料の話でも、途中の作業だけを見ると、終わったように見えてしまいます。返信案があることと、送信記録があることは違う。研究記事も、原稿を作ったことと、Notionに入った本文を確かめたことは違う。その区別が、研究の実行記録にも残っていました。
10月14日(水)—— 資料の更新と、連絡の送信を分けて承認しました
水曜には、資料の更新案を僕が承認した記録があります。内容のひとつは、このサイトの案内方針でした。主力の商品は維持しながら、ホームページでは初回相談9,900円を目立たせ、申し込みにつながる案内を重視するというものです。
ただし、この日の依頼は資料への反映です。サイトの変更がこの依頼によって完了した、という記録ではありません。資料を更新してよいことと、サイトが変わったことを混ぜないようにします。
更新を頼む文章には、反映先、根拠になる発言、確認の仕方も書かれていました。該当する節と出典を確認し、重複や古い記述を整理して反映する。そのあと、読み戻して確かめる。更新を確認できた場合だけ、更新待ちの項目を外して報告する、という依頼です。
更新する場所と、完了の確かめ方まで書いてあったわけです。単に「新しい方針を覚えておいて」ではなく、どの資料のどこへ入れ、何を確かめたら終わりにするかまで指定しています。権限が足りなければ、反映済みにせず原因を報告するようにも書かれていました。
そして、依頼の末尾には、こうあります。
これは資料だけの承認です。メール・Slack・LINEの送信承認ではありません。
資料に書いてよい内容でも、そのまま誰かへ送ってよいわけではない。文章としては地味ですが、AIへ任せる範囲を区切っているところです。「承認しました」という言葉だけを切り取ると、その範囲が抜けてしまいます。
既存の記事でも、AIに伝えたルールを、実際の動作で守らせる話を扱っています。今回の依頼は、何を許可したのかを文章に残す例でした。なお、ここで確認できるのは承認と依頼までです。資料の反映完了までを、この記録だけで言い切ることはしません。
「承認しました」に、対象と範囲を添える
資料の更新なら、更新する資料と反映先を書く。根拠と読み戻しの手順も添える。その許可が社外への送信には及ばないことも明記する。進めてよい作業を具体的にすると、任せた範囲をあとから確かめられます。
10月15日(木)—— 研究記事の保存と、仕事の連絡を送った記録がありました
木曜にも、海外マーケティング研究の保存記録がありました。題は「撮影・研修の届け先は、素材の不足と発注時期で絞る」。火曜と同じく、AIによる収集・分析・最終編集と、Notion本文の読み戻しの検証が記録されています。
一方、事務側には、取引先への納品連絡や、依頼に対する返信、確定連絡の送信記録があります。相手の名前や案件の中身は伏せます。仕事の連絡を実際に送ったことは、送信記録で確かめられます。
同じ日、SNS投稿の自動化に関する方針も、資料への反映を承認しています。課金が発生する投稿はXのみ許可し、リンク付き投稿は行わないという内容でした。この依頼にも、資料だけの承認であり、連絡の送信承認ではないと明記されていました。
研究記事の保存、仕事の連絡、今後の運用方針。どれもAIに関わる作業ですが、確認するものが違います。保存した記事なら本文、送った連絡なら送信記録、方針の変更なら僕が承認した内容。それぞれの記録を混ぜずに見ると、どこまで進んだ話なのかが読み取れます。
1週間やってみて
数字をまとめると、AIの定期起動は309回。AIを使わないカレンダーの公開チェックは114回で、実際の更新は24回でした。メール確認の74回も、記録の共有に関する106回も、同じ「起動」の内訳です。受注や売上の件数を示しているわけではありません。
仕事の中身を見ると、僕はDiscordで送信や取消を指示し、資料更新の承認では反映先と許可の範囲を指定していました。海外マーケティング研究では、記事を保存し、Notionの本文を読み直して確かめた記録が残っています。
今週のやり取りから残るのは、短く頼むことと、曖昧に頼むことは違うという点です。「送信して」は短くても、どの案を指しているか分かれば、送信を許可したと伝わります。一方、「先程の案」とだけ言われても、どの案のことか分かりません。だから僕は、本文に書くよう指示しました。
資料の更新も同じです。「反映して」だけでなく、どこへ、何を根拠に、どう確かめるかまで書く。そこまで頼んだ記録と、実際に終わった記録を分けておく。309回という大きな数字よりも、日々の仕事を任せるうえでは、こうした具体的なやり取りを見たいと思います。
この話、他人事ではないと思われたら
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