
こんにちは、けんちろです。今週も、仕事の連絡や資料の更新をAIに任せながら、Discordから送信の指示や修正の依頼を出していました。定期処理からAIが起動した回数は309回。メールの確認では109回起動しています。
今週の大きな出来事は、カメラマンから届いた領収書を、月末の請求書と照らし合わせるよう頼んだことです。撮影費と交通費に加えて、備品も確認する対象にしました。もうひとつは、その場で答えられない問い合わせへの対応です。僕が回答し、それをAIがメールに整える方針を決めました。
実際に仕事を任せると、「いつ確認するのか」「どこに保存するのか」「どこまで承認したのか」を決める場面が出てきます。今週は、そういう細かいところを具体的に指示した週でした。
まず数字から
今週の記録では、定期処理からAIが309回起動しています。試しに動かした分は除いています。僕がAIに話しかけた回数ではなく、定期処理がAIを呼び出した回数として見てください。
- メール確認からの起動は109回。
- 共有記録を扱う処理からの起動は104回。
- Discordの返信処理からの起動は36回。
- Slackの確認と、写真を扱う処理からの起動は、それぞれ9回。
使ったモデルの内訳は、gpt-6.1-solが168回、gpt-5.6-terraが125回、gpt-5.6-lunaが16回でした。この内訳だけで仕事の出来は分かりません。起動の記録と、そのあと何をしたかの記録を合わせて見ます。
AIを使わないスクリプトも動いています。予約カレンダーの公開チェックは106回で、実際の更新は21回。日次バックアップは7回動き、7回とも成功しました。最新のバックアップ容量は4991.82MBです。このカレンダー確認やバックアップは、AIが起動した309回には含めていません。
一方、週間プランの通知と、予定変更に伴う通知の貼り直しは、どちらも記録上0回でした。この数字だけから、通知が不要だったとも、故障していたとも言えません。原因や復旧の記録がないので、ここでは動いた回数だけを載せています。
10月3日(土)—— 研究記事は、保存した本文まで確認しています
この日の海外マーケティング研究は、「既存の記事を、紹介する人と社内で選ぶ人にも届ける」というテーマでした。集客側のAIが収集・分析・最終編集を行い、Notionに保存した本文を読み直して確認しています。
文章を書いたあとに、保存先の本文を開き直したところまで記録されています。あとで読む場所に、文章がきちんと入っているかも確かめています。
記事を紹介する人と、社内で選ぶ人。それぞれに既存の記事をどう届けるかを考える研究でした。ただ、この記事を読んだ人から依頼が来た、という成果まで記録されているわけではありません。記事の保存は確認できても、仕事につながったかどうかは別に確かめる必要があります。
10月4日(日)—— 資料の更新だけを承認しました
新しいサービスのログイン方法について、僕が決めた方針を資料に残すよう頼みました。Googleログインを導入し、パスワードは12文字以上を推奨する。必須条件は6文字以上にする、という方針です。
この日に承認したのは、決めた内容を資料へ反映することです。ログイン機能が完成したという報告ではありません。承認するときには、書き込む場所と、もとになった僕の発言も添えました。
これは資料だけの承認です。メール・Slack・LINEの送信承認ではありません。
今回は、資料を更新してよいと伝えました。外部への連絡は承認していません。「承認しました」だけでは範囲が曖昧になるので、何をしてよいかを書き添えています。
作業の頼み方も具体的でした。今ある記述と出典を確認する。重複や古い内容を整理する。反映したら、保存先を読み直す。更新できたことを確認してから、対応する項目を管理用の記録から外す。権限が足りなければ、反映済みにせず原因を報告する。この順で頼んでいます。
つまり、僕が承認したことと、AIが書き換えを終えたことは別です。今回の記録にあるのは、承認と作業指示までです。反映後の記録がない項目を、ここで更新済みとは書きません。
承認するときは、作業の範囲と完了の確認方法を書く
- 何を変えてよいのかを指定する。資料の更新と、外部への送信を混ぜません。
- 今ある記述と出典を見てから反映する。新しい説明を足すだけで終わらせません。
- 保存先を読み直してから完了にする。承認されたことだけで、更新済みにしません。
任せる仕事の全体像は、「AIに何をどこまで任せているか」でも紹介しています。今週のやり取りでは、資料の更新という小さな作業にも、任せる範囲と確認の手順を入れていました。
10月5日(月)—— 送る返信と、取り消す返信を選びました
この日、僕はDiscordで返信を送るよう指示し、別の返信は取り消すよう指示しました。取引先への日程回答や、確定した予定を伝える連絡もありました。下書きを作ることと、外へ送ることを、やり取りの中で分けています。
撮影を担当するカメラマンへも連絡し、メールの添付ファイルの内容も共有してほしいと頼みました。取引先に返事をするだけでなく、実際に撮影する人にも情報を渡すよう指示しています。記録にあるのは、僕が共有を頼んだところまでです。カメラマンへの共有が終わったかどうかは、この記録では分かりません。
同じ日の社外連絡の記録には、日程回答や確定連絡のメールが残っています。一方で、僕が「送信して」と言っただけでは、メールを送れたかどうかは分かりません。送信の指示と、実際に送った記録をそれぞれ確認します。
細かく分けると面倒に見えるかもしれません。でも、「文章ができた」「送ってよいと決めた」「実際に送った」では、仕事の進み具合が違います。取引先への連絡を振り返るときは、最後の記録まで見ておきたいところです。
10月6日(火)—— 今の事業に合うよう、資料を直す依頼を出しました
前日に僕は「自社スタジオもうないので消しといて」と伝えました。この日は、その内容を資料に反映するよう承認しました。資料に入れる内容は、自社スタジオは現在運営していないというものです。
ここでも、AIには該当する資料と出典を見て、古い記述や重複を整理してから反映するよう頼んでいます。いまの事業の状態を、次に参照する資料へ残すための依頼です。公開サイトの変更まで終わった、という話ではありません。
この日の研究記事は、「写真を撮る仕事と、社員が告知を更新する仕事を分ける」というテーマでした。集客側のAIが収集から最終編集まで行い、Notionの本文を読み直して確認しています。
資料を直す依頼と、研究記事の保存後の確認。似た作業に見えても、残っている記録は違います。前者は僕の承認と依頼、後者はAIが保存先まで確かめた記録です。同じ「資料に残す」という作業でも、依頼した段階なのか、保存まで終わったのかを確かめて書きます。
10月7日(水)—— 備品の領収書も、請求書と照らし合わせる対象にしました
カメラマンが納品用に買ったUSBメモリの領収書について、僕は内容の確認を頼みました。PDFは、該当する仕事のNotionに貼り付けるよう頼みました。月末の請求書と内容が合っているかも確認するよう指示しています。
ただ、その場で全部確認する話ではありません。僕は続けて、請求書との照合は、請求書が来た段階で行うよう伝えました。領収書を確認して保存する作業と、月末に請求書と合わせる作業は、時期が違います。
今は撮影費と交通費をチェックしてもらってますが、今回のような備品もチェックできる仕組みを作っといてください。
いま確認している費目に、備品を加える依頼です。今回だけ領収書を見て終わりにするのではなく、次に同じ種類の費用が出たときにも確認できるよう頼みました。
ここで、請求の間違いが見つかったわけではありません。備品についても確認してほしい、という僕の指示です。請求書がまだ来ていない段階で、金額が合っていると決めることはできません。確認する材料がそろう時期を、作業の指示に入れています。
納品写真についても、ダウンロードしてNotionに保存できるかを尋ね、今後はZIPファイルで該当する仕事のNotionへ保存するよう頼みました。領収書も納品写真も、保存する場所を具体的にしています。
この材料には、保存や備品チェックの仕組みづくりが終わったという報告まではありません。今週決めたのは、確認する費目、確認する時期、保存する場所です。仕組みができたことや、月末の請求書との照合が終わったことまでは確認できていません。
まだ届いていない書類は、届いてから確認する
- 今ある領収書は、内容確認と保存を頼む。保存先も指定します。
- 請求書との照合は、請求書が来た段階で行う。確認する時期を分けます。
- 新しい費目が出たら、今後の確認対象にも加える。今回は備品を追加するよう頼みました。
10月8日(木)—— 問い合わせには、僕が答えてからAIが文章を整えます
その場で回答できない問い合わせが来たときの流れを決め、その内容を資料に残すよう承認しました。相手のメールアドレスを確認し、Discordで僕へ知らせる。僕が回答し、AIがメールの下書きを作る。最後に僕が確認して送る、という流れです。
そのとき、僕の回答の意図を保ちながら、送信前に文章を整えることも決めました。内容を正確に残すことと、読みやすい文にすることを、両方頼んでいます。
AIがその場で答えられない質問まで、答えを作ってしまう流れにはしません。僕が答える部分を残し、その回答をメールにするところをAIに任せる。この役割分担を、資料更新の依頼にも書いていました。
同じ日の朝、納期が遅れた仕事の納品連絡について、僕は「遅くなってすみません」の旨を加えて送るよう指示しました。社外連絡の記録にも、僕が修正を指示した納品の確認メールを送ったことが残っています。文面の修正は、送信の記録まで確認できます。
ただし、なぜ納期が遅れたのか、なぜそれまで気づけなかったのかは、この記録にはありません。そこをAIの故障や確認漏れと決めつけることはできません。今週の記録から言えるのは、僕がお詫びの言葉を加えるよう指示し、そのメールが実際に送られたところまでです。
AIに書かせた文をそのまま外へ出す前に、伝えるべき内容が入っているかを見る。この点は、もっともらしいAIの答えをそのまま採用しない話ともつながります。今回の修正では、僕が必要な一言を指定しました。
10月9日(金)—— 研究の保存確認と、社外への送信が記録に残りました
この日に残した変更履歴には、前日分の海外マーケティング研究を保存した記録があります。テーマは「無料講座の先に残る仕事から、撮影・研修の届け先を選ぶ」。集客側のAIが収集・分析・最終編集を行い、Notionの本文を読み直して確認しています。
研究の日付と、保存を記録した日付は同じとは限りません。今回は前日分の研究として残っています。記事を保存したことは確認できますが、そこから新しい受注が生まれた、とは書かれていません。
また、僕がDiscordから送信を指示したあと、納品と請求書のメールが社外へ出た記録もあります。内容を準備するだけでなく、実際に外へ出す仕事も進んでいました。週を振り返るときは、研究記事なら保存先の確認、連絡なら送信の記録というように、それぞれの仕事に合う記録を見ます。
1週間やってみて
定期処理からのAI起動は309回。予約カレンダーは106回確認し、21回更新しました。日次バックアップは7回とも成功しています。回数だけを見ると、たくさん動いています。でも、その中には、僕の回答を待つ仕事や、月末の請求書が来てから確認する仕事もあります。
今週いちばんの学びとして残しておきたいのは、仕事を任せるときに、何を確認したら完了なのかまで決めることです。資料なら、書き込んだあとに読み直す。メールなら、文章ができたことと、送ったことを分ける。請求の確認なら、照らし合わせる書類が来てから確認する、と決める。今週の依頼には、その違いがよく出ていました。
頼んだことを全部、終わったこととして並べれば、成果が多く見えるかもしれません。でも、それでは月末に何を確認するのかも分からなくなります。この週報でも、研究記事の保存確認やメールの送信は、実際に行ったこととして書きました。資料更新や備品チェックは、僕が決めて依頼したところまでです。
AIが動いた回数に加えて、僕が何を決め、何を任せ、どこまで確かめたかを見る。あなたの仕事でAIに任せる作業を考えるときも、実際の書類や連絡を見ながら、何を確認したら完了にするか、決めるところから始められると思います。
この話、他人事ではないと思われたら
あなたの仕事では、何をAIに任せていますか。その仕事が終わったことを、どの書類や記録で確かめますか。具体的な業務から整理したい方は、AI・DX伴走支援をご覧ください。
